メールレディは男性とメールの交換をするカンタンなお仕事。
とはいっても、ルールがきちんと定められています。
ルールを守らないと、最悪報酬ゼロ・強制退会の処分になることも。
せっかくがんばって稼いだのに、すべてムダになってしまうのはつらすぎます……。
メールレディの一般的な禁止事項を、このページにひとまとめにしました。
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メールレディのルールを守ること=自分の身を守ること
いまから挙げるメールレディの禁止事項は、こんなたくさんあるの?!というくらい細かく決められています。
慣れるまでは正直面倒に思うこともありました。
でもメールレディの禁止事項って、メールレディサービスの利益を守るためだけじゃありません。
メールレディとして働く女の子の身を守るために決められていることもたくさんあります。
禁止事項を大まかに分類すると、次の3つの内容にわかれます。
- 自分の身を守るためのルール
- 男性ユーザーや他のメルレに迷惑をかけないためのルール
- サービス運営会社に迷惑をかけない、法律に触れないためのルール
面倒に思うかもしれませんが、ルールを守ることが自分のためになります。
男性や運営会社ともめてしまっても大変なことに。
メールレディの禁止事項まとめ
ここでは、ほとんどのサイトで禁止されている一般的な内容をまとめています。
登録サイトにより細かなルールが違うので、登録後は必ず確認してください。
自分の身を守るための禁止事項
ここに挙げる禁止事項は、絶対守ってください。
残念ながら、男性ユーザーは善人ばかりではありません……。
大変な事態に巻き込まれてしまうことを防ぐために、心に留めながらお仕事しましょう!
LINE IDやメアドなど、直接の連絡先を教える行為
メールレディでのお仕事は、すべてサービス内の機能を利用します。
男性から求められたからと行って、安易にメールアドレスや電話番号、LINEのIDを教えてはいけません。
直接連絡先を教えるメリットは、こちらにはひとつもなし。
メールレディの報酬は入らないし、男性となにかのトラブルがあっても、サービス運営会社は守ってくれません。
メールアドレスや電話番号、LINEのIDも立派な個人情報。
出会い系とか掲示板に勝手に公開される嫌がらせなんかもあるそうです。
メールレディのお仕事は、れっきとしたビジネス。
男性はお金を払って、好みの女の子とお話します。私たちメールレディは、お金をいただく対価として楽しい時間を提供します。
あわよくば無料で遊びたいなんて男性は、不誠実。
たとえ連絡先を教えて仲良くなっても、何もいいことありません。
ポイント
連絡先を聞かれたら「禁止されているからできない」、と断ってOK。しつこいようなら、ブラックリストにいれてしまいましょう!
運営サイト以外で金銭のやりとりが発生する行為
お金のを借りること・もらうことや、パパ活・売春の勧誘、下着などの私物販売は禁止されています。
稼ぎにはなるかもしれませんが、金銭がかかわることを男性へのメリットなしにやる訳がありません。
必ず下心があります。
はじめは本当の親切心に見えるかもしれません。しかし本当の目的は最初からいう訳がありませんよね。
お金を受けとってしまったあと、困ったことになるのは想像に難くありません。
ちなみにパパ活・売春のもちかけは、サービスの利用規約違反だけでなく売春防止法に違反する可能性も。
パパ活して刑事罰なんて笑えないので、いい条件と思っても絶対に応じないようにしましょう。
ポイント
公式に私物販売機能を用意しているサービスもあります。
(クレア、ファム、モコム)
個人情報を公開する行為
自分から個人情報をバラすのも、禁止事項に含まれます。
法律違反ではありませんが、トラブル防止のためにほぼすべてのサービスで禁止。
本名はもちろん、住所や職場、学校名など、個人の特定につながる情報には要注意です。
ひどい男性にみつかると、ネットで拡散されたり嫌がらせをされる危険が。
「これくらい教えてもいいか」のつみ重ねが、あなたの特定につながります。
男性ユーザーや他のメールレディに迷惑をかけないための禁止事項
マナーとしての側面が強いですが、これを守ることでトラブル防止にもつながります。
ネットでのやりとりだけとはいえ、メールレディはれっきとしたお仕事。職場、同僚、クライアントに迷惑をかけないという、会社やパート先でのお仕事と同じ意識をもっていれば、自然と守れることばかりです!
男性会員や他のメールレディを誹謗中傷する行為
メールレディをしていると、男性メンバーから暴言を吐かれることが少なからずあります……。
ネット上のやりとりだからといって勝手なことを言ってくる男性もいるんです(泣)
落ち度がこちらにないときは、それはもう頭にきちゃいます。
だからといって、男性に文句をいうのは禁止されています。
下手に応戦すると、何されるかわかりません。運営に通報されると、最悪の場合こちらがアカウント停止されてしまいます。
ポイント
ひどい男性にあたってしまったら、言い返さずにスルーが吉。あまりにひどいようなら、ブロック(ブラックリスト)機能も活用しましょう。
男性と直接会う、または会えることをほのめかす行為
マッチングアプリではないので、男性と直接会うことは固く禁止されています。
「会えるかも」といったことを匂わせるのも禁止です。
要は、男性に「直接会えるかも」と期待させてメールの返信をもらう=お金を使わせる行為が禁止されています。
これをしてしまうと、ただの詐欺行為になってしまうので十分注意しましょう。
理想のデートを質問されたりして、こういう流れになるのはよくあります。
ここで「〇〇さんとおでかけしたら楽しそう!」と返信するのはOK。
「会っちゃう?」「近くまで来てくれて時間が合えば会おうね」と具体的なことを言ってしまうとアウトです。
男性から着信があったときに電話を取らない行為
これは通話もする人に向けたルールですね。
通話するときには、「通話待機」モードにします。
待機に入らないかぎり電話はかかってきません。
つまり待機にする=いつでも電話できる状態であること。
待機中にもかかわらず、男性からの連絡を無視するのは規約違反に当たります。
繰り返すと退会処分になることも。
また「◯日△時に電話」と約束していた場合、それを連絡なしにすっぽかすことも規約違反です。
プロフィールで「アダルトOK」としてるのに男性からのリクエストを拒否する
メールレディのお仕事は、アダルト行為(胸を出した画像を送るなど)の有無を自分で選べます。
プロフィール設定で「アダルトあり」と選択しているのに、男性からの要望を拒否することは違反です。
コミニュケーションサイトといっても、あくまでお仕事。
自分で提示した条件を破ることになってしまうので、気をつけましょう。
ただしあまりに過激なリクエストや、やりたくないことは断ることも可能です。
ポイント
メールレディは接客業。「無理です」と冷たく断るのではなく、「ごめんなさい、恥ずかしすぎてできないです…///」などとかわいく断りましょう!丁寧に応対するのが大切です。
自分以外の人に代わりにお仕事をしてもらう行為
自分以外の友人や姉妹に代わりにメールを返信させたり、通話応対を頼むのは禁止です。
男性はあなたとお話したいと思っているのに、別な人からだとわかるとガッカリ。
また運営側の視点でいうと、登録時に身分確認などしっかりしているにもかかわらず、別の人が応対してしまうと大変です。
あなたが頼んだ人が万が一18才未満だとしたら、法的な責任も問われてしまいます。
メールレディのサイトは、「本人確認済み・正真正銘の女性がとお話できる」ことを売りにしています。
本人以外のメール返信を許可してしまうと、サイトが成り立たなくなってしまいますよね。
「サクラかもしれない」「女性のフリした男性かもしれない」と、男性ユーザー離れにもつながります。
返信が面倒なときもあると思いますが、全部自分自身でやるようにしましょう。
理由なくブラックリスト設定する行為
どのサービスサイトも、いやな男性をブロックする機能があります。
残念ながらいやなことを言ってくる男性は少なからずいるので、メールレディを守ってくれる大事な機能。
しかし明確な理由なしに、男性をブラックリストに登録する行為は違反です。
もしあなたが、身に覚えがないのにブロックされたらいやな気持ちになりますよね。
ふつうやらないですが、イタズラ感覚でブロック・解除を繰り返す人がまれにいるようです(謎)
法律違反にならないための禁止事項
ここに掲載してある内容は、破ると法律違反になり警察のお世話になってしまうことも。
この項目については、しっかり頭に入れておきましょう!
性器が写っている画像・動画を送信・公開する行為
アダルトありでお仕事する場合、性器が絶対に写らないように気をつけましょう。
性器が写った画像を公開することは、法律違反です。
会員男性向けの掲示板に投稿することはもちろん、男性個人に送るメールに添付やプロフィールに掲載する場合でもNG。
最悪の場合は逮捕につながってしまうので、絶対に写らないよう気をつけてください。
ビデオ通話をする場合は特に要注意。動くから、絶対に映らないようにするのが難しいんですよね。
一部のサイトでは、通話アプリにモザイク機能がついているところも。
サイトの機能を上手に活用しましょう。
他人の画像・動画を自分と偽って利用する行為
InstagramやTwitterなどで、他の人が公開している画像を転用するのは違反です。
肖像権、著作権の問題も含み、最悪の場合写真に写っている本人から訴えられてしまうことも。
法律の問題がなくても、そもそも自分でない人を自分と偽って公開するのはマナー違反。
男性をだましていることになります。
面倒だからと他人の画像の転載するのは、絶対にやめましょう。
円滑にお仕事をするための禁止事項
法律違反などではありませんが、男性も女性も気持ちよくサイトを利用できるように決められているルールもあります。
守らないと、男性からも人気が出ずにメールレディとして稼げなくなる、というルールも。
女性側にある機能を男性にバラす行為
メールレディとしてお仕事がしやすいように、いろいろな女性専用機能が用意されています。
例)
やきもち防止機能:他の男性と通話中の場合、ステータスを「ログアウト中」にすることができる
メール一括送信:指定条件に合う男性に、一括で同内容のメールを送信できる
女性専用機能をバラすことは、男性からの信頼低下につながります。
せっかくメールが届いたと思ったら、メルマガのように不特定多数に送っていると知ったらガッカリしてしまいますよね。
女性専用機能をバラしても、いいことはなにもありません。
絶対ナイショにしておきましょう。
「仕事としてメールしている」「報酬をもらっている」と言う行為
男性は純粋に、女の子と楽しくお話をしたくて利用しています。
せっかく男性が親しみを感じてくれていても、「ビジネスか……」とガッカリしてしまいます。
私たちメールレディも、「男性とお話したくてやっている」というスタンスでお仕事しましょう。
メール1通でいくらもらっている、などの具体的な報酬金額も絶対に言ってはいけません。
ちなみに、女性が報酬をもらえることを知っている男性もいます。もしそれを指摘してくる人がいたら、あくまでも報酬はおまけで男性とお話したくて登録した、というスタンスを貫きましょう。
※サイトによって、「男性に報酬のことを言われたら否定はしなくていい。でも具体的な金額を言うのはNG」「あくまでも報酬はもらっていないという体を貫く」というように方針が違います。
男性から報酬について指摘されて困ったら、マニュアルを確認してみましょう。運営に問い合わせても、答え方を教えてくれますよ。
男性メンバーを他のサービスへ誘う行為
複数をかけもちしてメールレディをしている人がやりがちなこと。
他のサイトに男性を流すと、営業妨害に問われる可能性があります。
報酬が高い方でお話したい、という気持ちはわかりますが、他のサービスに誘導するのは絶対に禁止です。
一度公開した画像・動画を再度公開する行為
画像や動画の公開はメールに限りません。
プロフィールの写真ギャラリーや掲示板など、さまざまなところで公開できます。
一度公開した画像を、メールで送ったり掲示板で再投稿するのは禁止されています。
男性は、掲示板やメールの画像を開くだけでもお金がかかります。
開くまでどんな画像かわからないので、一度見たことがある画像にまたお金を払ってしまう結果になったら、かなり不誠実ですよね。
男性ユーザーのサービス離れにもつながってしまいます。
画像の再利用NG事例
- 1人の男性に同じ画像を複数回メールで送る
- プロフィールや掲示板など、不特定多数が見られる場所に公開したことがある画像をメールで送る
- 画像の閲覧が有料の掲示板に、同じ画像を複数回公開する
画像の再利用OK事例
- 男性に個別メールで送った画像を、別の男性への個別メールで送る
他のサービスとの同時通話待機
通話もする人限定ルールです。
複数のサイトでかけもちメールレディをすることは禁止されていません。
ただし、同時に通話待機状態にしておくのは絶対にダメ。
万が一複数サイトで同時に男性から着信があったら、どちらかは切らなければいけません。
通話待機中にもかかわらずに男性からの電話に出ないのはルール違反。
悪質な場合、報酬没収・強制退会となることも。
男性ユーザーも、せっかく電話したのに不愉快な気分になります。
通話をするときは、ひとつのサービスに集中しましょう。
メールレディのルールは「お仕事としての責任」を考えれば自然と身に付く
禁止事項まとめ、といいつつかなり長くなってしまいました……!ここまで読んでいただきありがとうございます。
禁止事項を挙げていくとたくさんあるように感じますが、全部覚えなくても大丈夫。
メールレディとしてきちんとお仕事する、ということを意識していれば、自然と守れるようなことばかりです。マナーとしての側面が強いですね。
どこのサービスもマニュアルにわかりやすく書いてありますし、不安になったらサポートに連絡すれば親切に教えてもらえます。
誠実にお仕事しよう!という気持ちでいれば、絶対大丈夫。
あまり構えず、頭の片隅に置いておいてくださいね。
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